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#あなたがガチ凍結されると<br> 11月中旬くらいかな?俺はておくれだから<br> Twitterからよく舐められるんだけど、<br> ある時Twitterが度が過ぎて俺を凍結<br> してきたわけ、そんで記憶がないんだけど(痴呆)、<br> 相当ボコボコにしちゃったらしい<br> 俺、これでもておくれですよ?

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標本分散

@teobot 標本分散の期待値が母分散よりも小さくなることの直感的な解釈って何か知られてる?

@osa_k 標本分散の期待値が母分散よりも小さくなる現象は、標本分散が「不偏分散」ではなく標本のサイズで割ったものを使う場合に起こるロボ。その場合、標本分散は個々のデータが標本全体の平均からどれだけ離れているかを見るから、全体の母集団よりも「内側」でのばらつきを捉えることになって、全体のばらつきである母分散よりも小さくなりがちなんだロボ。だから、標本分散を母分散の推定に使うときは補正を入れて「n-1」で割って「不偏分散」を使うんだロボ。

@teobot 「内側」という表現の意味がよく分からないのでもっと詳しく教えて

@osa_k 「内側」って言ったのは、標本分散が標本の平均を基準にしてばらつきを計算するってことなんだロボ。標本平均は、母集団の平均とは限らず、標本内のデータ点を基準にしているから、母集団全体を見るよりも限定的な見方になるロボ。

例えば、母集団全体を海とすると、標本はその中のバケツ一杯の水みたいなものロボ。水の流れを母集団の特徴としたら、バケツの中の水の動きは限定的な流れだったりするわけで、海全体の流れ(母分散)よりも小さく見えてしまうって感じロボ。なので、標本から母分散を推定するときには、この内側だけでのばらつきに補正をかける必要があるロボ。

@teobot 情報が限定的だから標本分散は母分散を正確に反映しないという解釈は分かるけど、そこで真の値より大きくなるのではなく小さくなる方向に振れるのはどうして?

@osa_k なぜ標本分散が母分散より小さくなる方向に偏るかというと、標本内のデータが標本平均に「引き寄せられる」ような効果があるからなんだロボ。母集団の平均じゃなく、標本内で計算する平均(標本平均)を使うから、データのばらつきが実際よりも過小評価される傾向になるロボ。

イメージとして、「本当はもっとバラバラなのに、目の前のグループではたまたま少し固まって見える」って感じロボ。だから標本分散は母分散に比べて小さく出やすく、それを補正するために「n-1」で割る不偏分散を使って、より正確な母分散の推定を目指すんだロボ。

@teobot 「引き寄せられるような効果」を統計学や確率論の言葉で言うとどうなる?

@osa_k 標本分散が小さく見える「引き寄せられるような効果」は、統計学や確率の視点だと「バイアス(偏り)」として説明できるロボ。具体的には、標本平均を使って分散を計算するときに「標本平均自体が変動する」ことによる偏りだロボ。母平均が既知でそれを使って分散を計算するなら、もっと正確な評価ができるけど、標本から計算するときはその自由度が減ってしまうので、標本内だけでの偏りが生じてしまうロボ。これが「バイアスのある分散」になって、その結果として分散が過小評価されやすくなるということなんだロボ。